みなさん、こんにちは☆彡
「The Brick Rooms」へようこそ。
今日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。
当ブログでは
- 夫のレゴ®コレクションの紹介
- 夫が新しく買ったレゴ®セットの紹介
- 我が家の娘が持っているレゴ®フレンズの紹介
- 夫とレゴ®ブロックにまつわる話
- 夫のレゴ®オリジナル作品
を中心に書いています。
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今回紹介するのは、前の投稿に引き続き夫の創作品(MOC)。ERA(English Racing Automobiles)の1935年型のGPレーシングカーです。
この創作品を作ることになったそもそものきっかけは、80年代に夫がプレゼントされたおもちゃのレーシングカーでした。当時12歳だった夫が1930年代のレースカーの中で一番のお気に入りだったそう。大切に飾っていました。
子供時代に大好きだったおもちゃのレーシングカーをレゴ®ブロックで再現
数年後に、この大好きなおもちゃのレーシングカーのレゴ®バージョンを自分で作ってみたいと思い、すでに持っていたレゴ®ブロックを使って作ってみました。15歳のときのことでした。すでにレゴ®テクニックセットを持っていた夫は、テクニックセットのようにファンクショナルな(作動的な)モデルを作りたかったそうで、ギアチェンジや可動付きエンジン、ステアリングも再現しました。
15歳のときにレゴ®ブロックで作ったレーシングカーを作り直す
上のモデルを作ってから、新しいブロックやパーツがリリースされたこともあり、いつか新しいブロックも一緒に使ってもっと見栄えをよくしたい。アップグレードさせたモデルを作りたいとずっと思っていたそうです。
ネットでリサーチをしてからデザインに取りかかる
ロックダウンになって時間ができた夫は、早速準備に取り掛かることにしました。少しずつ参考になる写真をネットで集めはじめて、レゴ®ブロックで車を作るときに毎回重視するホイールとタイヤを探しました。あいにく、レゴ®社は1930年代の車で使われているような薄目のタイヤのパーツを取り扱っていないらしく、いろいろ試してみた結果、妥協して最終的に68.8mmのタイヤ/ホイールに決めました。
そしてそのタイヤ/ホイールのサイズを元に、コンピューターでレーシングカー全体のデザインをしました。
でもタイヤの太さが気になったらしく、少し大きめのテクニックセットのタイヤでも試してみたそうです。やっぱり太すぎてダメでした。
それがずっと組み立てなかった理由のひとつでした。パーフェクトなタイヤのサイズが存在しないからです。
レーシングカーは普通の車と違って(普通の乗用車はタイヤのてっぺんが隠れている)、タイヤ全てが丸見えなので、タイヤのサイズはとても重要なキーポイントでした。
このレーシングカーのようにシンプルなデザインであればあるほど、実際にそれを再現するのは難しいと感じたとのこと。すべてが丸見えだからです。
常に作りたいレゴ®モデルのアイディアがある夫。別のプロジェクトをはじめたり仕事が忙しくなって、そうこうしているうちに数年が経ってしまいました。そして数か月前にやっと組み立てることに決めたのでした。
組み立てる
車の前部分
車の顔である前部分から組み立てはじめました。
このフロントグリルは微妙な角度と曲線を描いたとてもシンプルなデザイン。でも新しいブロックやパーツで作り直すのは少し難しく感じました。というのも80年代に作ったときには、レゴ®ブロックやパーツの形がシンプルなものだったのでシンプルにしか作れなかったのが、新しい形のブロックやパーツだともっとリアルに細かい部分を再現できるようになったため。それだけ完成品のクオリティに対しての期待も高いからなんだそう。
シャーシ(骨格部分)とホイール・タイヤをくっつける
この段階では片方のホイール・タイヤだけを使います。
シャーシを完成させる
ステアリングの構造
車の後ろ部分
次に組み立てたのは、車の後ろ部分。
試行錯誤を重ねてこの段階まで組み立て終わると「このモデルは達成可能だぞ」と思うんだそうです。
ハンドル
車のボディの部位を組み立てたあとに、ボディ作りから少し離れてハンドルのように孤立している細かい部分を作るのは楽しい作業。
運転席の前の部分
運転席の前の部分とバックミラー作りに取りかかりました。
ここでの難しい点は、本物のレーシングカーのように、ボンネットの前方部分から運転席に向けての幅をわずかながら広げることでした。
第一段階終了
とりあえずほぼ組み立て終了。
このあと細かいチェックを入れていきます。変える必要があるところがあれば変えていきます。
この段階では持ち合わせのレゴ®ブロックを使って組み立てているので、部分的に完成品と色が違います。このあと実際に使いたい色のレゴ®ブロックを取り寄せました。
運転席エリア
運転席エリアのフロントガラスとインパネ。
皮シートと燃料タンク
ほぼ完成させた状態。皮シートと燃料タンクを取り付けました。
車の後ろ部分
最終的に車の後ろ部分を長くしました。
今回作り直した 1935 ERA GP レーシングカー 完成品
最後までお読みいただきありがとうございました☆彡